帯 趣味のきもの竹うち

帯について

帯は元来、胴に締めて衣服をとめる紐のようなものでしたが、近世以来、装飾化し、幅が広く、
丈が長くなり、着物と同じぐらい主張し、時には着物以上に目立つ重要な存在になりました。

取り扱い帯

「帯は着物の付属品ではなく、同等のアイテム。」の考えのもと、
柄の本質を見極め、時代にあったアレンジを施した作品を選んでいます。

仕入の際は、しなやかさ、軽さ、締めやすさ、嵩減りしにくいことを重視して選ぶよう心がけています。

帯匠丹波屋・帯屋捨松・洛風林・滋賀喜・織楽 浅野
おび弘・まこと織物・河村織物・紋屋井関・勝山織物・北尾織物匠・都  他

帯三本

「着物一枚に帯三本」呉服屋の帯の販売促進のための標語ではありません。

帯は着物の付属品ではなく、着物と同等のアイテムであり帯を替えることで
、着物が一枚増えたぐらい着姿が変わり、着回しが出来るという意味です。


また、「着物を活かすも殺すも帯次第」 も本当です。

ある着物にマッチした帯が選べたからといって、制服のようにその組み合わせに頼るのではなく
季節、着ていく場所や目的、着姿の格、お洒落度などが違う帯合わせを考えてみましょう。
自分らしい着こなしの訓練にもなりますし、着物の愉しみが倍増します。

帯あわせを考える時には、帯を実際に乗せてみましょう。
実際に着物の上に帯を乗せてみるのと、
頭の中でイメージしたのとはけっこう違います。


帯の長さ

現在の帯は昔の帯に較べて長めにできているものが多いように思います。
特に振袖用の帯の中には複雑な飾り結びに対応するために30cm以上長いものもあります。

ここで取り上げたのは総尺(全体の長さ)ではなく、デザインのポイントの位置の話です。
お太鼓柄の下の垂れが長すぎて始末に困ったり、総尺は充分あっても、腹のポイントと太鼓のポイントまでが短か過ぎて柄がうまく出ないこともたまにありますのでご注意下さい。


飾り結び

近年飾り結びの種類がどんどん増えています。
文庫、ふくら雀、立て矢などの飾り結びはできても、通常の帯の長さではとてもできない結び方も紹介されたりしています。
また、帯の格を無視したり、その帯の組織に向かない結び方をされて
帯をくちゃくちゃのしわだらけにされたという話もよく聞きます。


黒共帯

喪服用の黒共帯には、袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯(主に綴)があります。

誤解が多いのは、弔事が重ならないよう二重太鼓である袋帯ではなく、名古屋帯をするという意見です。
元来第一礼装は、五つ紋付き、襲のお下着、袋帯が正式でした。
それが着付けがしやすいなどの理由から、喪服ではお下着を着なくなり、黒共帯は名古屋帯が多くなりました。
いずれも簡略化が進んだ結果であり、「重なるを嫌って云々」は簡略化を正当化する後付けの俗説といわれています。


外国製の帯

現在では外国製の帯が多く出回っています。
老舗の帯屋さんでも外国で織っているということはざらで、外国製が一概に悪いとはいえません。
きちんと製造管理されていて適正な価格なら良いのではと思います。
(伝統産業、後継者云々の問題は別にして)


紬と金属糸

最近は紬の着物に金糸銀糸の入った帯を合わせたコーデをよく見かけます。
つい最近までは、店主も頑なに金属糸は避けていたのですが、
帯の柄、金属糸の色、金属糸の量にもよりますが、
よほど紬が民芸調でもなければアリかなと思い始めています。